伊予郡砥部町三角の里に佇む伊予教会は、正面に霊峰石鎚山を望むことができ、お天気が良ければお山を拝せます。
教会の裏の山頂には安永3年頃に、地元の山伏が石鎚山から御神霊をお迎えして奉祀したとされる行者山があり、石鎚山と行者山を結ぶ特別な場所に教会が建てられました。
昭和30年1月に、前身である「上浮穴郡久万教会原町支教会」が発足し、伊予郡砥部町原町の大西家に神殿を開設し御神像を奉斎。
初代教会長に大西あや子氏・副教会長に門田次男氏が就任。昭和45年3月に今の場所に教会を造営、多くの信徒が参集し落成式並びに遷座祭が盛大に執り行われた事が、昭和50年に発刊された石鎚神社の「所属教会の歩み」に記されています。以前は130名を超える信徒がいた伊予教会ですが、時代の流れと共に衰退し、教会の存続が危ぶまれるという危機を乗り越え、令和4年には教会創立70周年を迎えることができました。
同時に7代目の教会長が新しく就任し、故初代教会長「大西あや子氏」の遺志を引き継ぎ、御神縁で繋がった皆様と共に歩む教会として再スタート致しました。
伊予教会では独自の取り組みとして、神仏習合の祈りを行っております。
神式&石鎚修験流による地鎮祭・ご祈祷などお問い合わせも受付しております。