全国の信徒が心身を浄め、一筆一筆に祈りを込め書き綴った納め札を代参者として預かり、3泊4日の行程で巡拝して納めます。 代参者とは参拝できない方の代わりにお参りをする人のこと。 巡拝する代参者が各王子社に到着すると掃除し、幟旗を立てたうえで、お供えや祈願札を納めます。
毎年10月下旬、その一社一社に皆様より奉納いただきました納め札を納めて参る巡拝行(3泊4日)を行っています。
石鎚山三十六王子社は石鎚神社第13代宮司・十亀和作氏の発案によって古文書調査、聞き取り調査が行われ、
昭和38年の実踏調査でその存在を明らかにしました。
同46年に、信者約10人(現在は約50人限定)による初の巡拝を実施。
石鎚信仰文化の核心ともいえる石鎚古道はよみがえり、今に引き継がれています。